BNPパリバ・アセットマネジメント・グループ(以下、BNPP AM)は、合併により拡大した事業の統合および「2030年戦略計画」の遂行における重要な節目として、新組織体制を構築したことをお知らせいたします。
1.7兆ユーロ超の運用資産残高(AuM)を有するBNPP AMの新組織体制は、統合プラットフォームの規模と相互補完的な機能を最大限に活用し、機関投資家、保険会社、個人投資家および富裕層のお客様における資産の成長を支援する構造となっています。本体制により、「2030年戦略計画」の遂行を加速させるとともに、BNPパリバ・グループ全体の広範なエコシステムを最大限に活用することを目指します。
オルタナティブ部門(以下、BNPP AMオルツ)は、BNPP AM副CEO兼BNPP AMオルツのグローバル責任者であるイザベル・セママ(Isabelle Scemama)が率い、デボラ・シャイア(Deborah Shire)が副責任者としてサポートします。投資の専門性と専用のクライアント・カバレッジを組み合わせた統合モデルを維持し、不動産、インフラ、オルタナティブ・クレジット、プライベート・エクイティなど、30年以上にわたるオルタナティブ資産クラスの知見を活かして、「2030年戦略計画」で掲げた目標(投資ラインナップの拡充、外部資金調達の増強、オルタナティブ投資ソリューションへのアクセス拡大)を加速させます。
運用部門は、グローバル・ヘッド・オブ・インベストメンツのロブ・ガンビ(Rob Gambi)が率い、債券、ファンダメンタル・アクティブ株式、マルチアセット、およびシステマティック&クオンツ運用にわたるBNPP AMのリクイッド・ストラテジーにおける運用能力を集約します。本プラットフォームは、専門的な投資知見を軸としつつ、規模や、能力の幅、およびリサーチ体制の強化を図る構成となっています。これにより、進化する顧客ニーズに応えるソリューション開発を促進し、「2030年戦略計画」に掲げるアクティブ運用の拡大およびETFフランチャイズの展開加速を推進します。
グローバル・クライアント・グループ・リクイッド・ストラテジーズは、ヘッド・オブ・グローバル・クライアント・グループ、リクイッド・ストラテジーズであるスティーブン・ビレット(Steven Billiet)が率い、BNPP AMのリクイッド・ストラテジー・プラットフォームを利用されるお客様との関係深化と拡大に専念します。組織全体の顧客リーチと運用能力を基盤に、市場および商品ラインを横断した営業連携を強化し、機関投資家、保険会社、個人投資家および富裕層の各セグメントにおける成長を加速させます。
また、各部門は、戦略的パートナーシップ、トランスフォーメーション、および刷新されたサステナビリティ・モデルを含む横断的な機能によってサポートされます。
- グローバルCOOオフィス(グローバルCOO、フィリップ・ブーランギエ)は、テクノロジーとデータを活用して効率性、拡張性、サービス提供能力を高め、オペレーショナル・エクセレンスの実現と運用モデルの継続的な進化を支援します。
- ゼネラル・セクレタリー(ゼネラル・セクレタリー、ジャン=クリストフ・メニウ)は、ガバナンス、財務・戦略、法務、リスク、コンプライアンスの主要機能を統合し、調整と監督を強化することで、効果的な意思決定を支援します。
- ヒューマン・リソーシズ(グローバル・ヘッド・オブ・HR、マリオン・アズエロス)は、人材と組織の開発を推進し、共有文化の醸成と、個人およびチームが最大限に能力を発揮できる環境を構築します。
- 戦略的パートナーシップ・オフィス(グローバル・ヘッド・オブストラテジック・パートナーシップ、ジュスティナ・ダイカ)は、保険パートナーとの戦略的関係を管理・調整し、連携を深めることで長期的な成長機会を特定します。
- トランスフォーメーション・オフィス(チーフ・トランスフォーメーション・オフィサー、パトリック・シミオン)は、戦略的優先事項を具体的に実行に移します。AIとテクノロジーを駆使して効率性を向上させ、市場投入までの時間を短縮するとともに、デジタル資産やトークン化を含む新機能の開発を支援します。
- サステナビリティ・センター(チーフ・サステナビリティ・オフィサー、ジェイン・アムバクシア)を設置し、運用部門およびオルタナティブ部門に専門性を統合することにより、組織横断的なサステナビリティ体制への移行を図ります。
- コミュニケーション&ブランド部門(チーフ・コミュニケーションズ・アンド・ブランド・オフィサー、マリー・ボガタイ)は、欧州のリーダーとしてのポジショニングを明確化および強化し、グローバルなレピュテーションの構築および社内エンゲージメントの向上を推進します。
BNPP AMは現在までに200名のマネージャーを任命しており、今後数ヶ月にわたり、さらに任命を行う予定です。
また、意思決定のさらなる効率化を図るため、BNPP AMは戦略的方向性と優先事項を推進する「取締役会」を設立します。サンドロ・ピエリ(Sandro Pierri)が議長を務め、役員にはイザベル・セママ、ロブ・ガンビ、スティーブン・ビレット、ジャン=クリストフ・メニウ、マリオン・アズエロス、フィリップ・ブーレングイエ、デボラ・シャイアが就任します。
BNPP AM CEO、サンドロ・ピエリは次のとおりコメントしています。
「当社グループの戦略計画は、BNPP AMが目指すべき明確な目標と成長領域を提示しています。今回の新組織体制により、お客様への価値提供をさらに深化させ、戦略的優先事項の遂行を加速させることが可能になります。規模の拡大と能力の強化を図ることで、お客様との関係をより深化させ、BNPパリバ・グループの総合力を最大限に活用し、長期的な価値の提供を実現してまいります。」
BNPパリバ・アセットマネジメント・グループについて
BNPパリバ・アセットマネジメント・グループ(以下、BNPP AM)は、欧州を代表するグローバルな金融機関グループであるBNPパリバの資産運用部門です。欧州のトップ31に入る資産運用会社であり、世界中の機関投資家、法人、個人投資家、富裕層のお客様に対して、1.7兆ユーロ2を超える資産を運用しています。BNPP AMは、35カ国3に現地専門家によるグローバルネットワークを有し、グローバルな展開と地域に根差した専門性を融合させています。
BNPP AMの専門分野は、リクイッド・ストラテジーとオルタナティブ投資に及び、保険会社や年金基金向けの長期運用管理においてリーダー的地位を確立しています(運用資産は8,500億ユーロ4)。
BNPP AMのオルタナティブ投資プラットフォームは、30年以上の経験に支えられた欧州最大規模であり、グローバルリーダー5として、不動産、インフラ、オルタナティブ・クレジット、プライベート・エクイティにおいて約3,000億ユーロを運用しています。
BNPP AMは、債券、高い確信度を持つアクティブ戦略、急成長中のETF商品など、幅広いリクイッド・ストラテジー・ソリューションを提供しており、これらの資産は合計で1兆ユーロを超えます。
サステナブル投資やテーマ型投資の運用能力は事業全体に組み込まれており、お客様の長期的な目標達成を支援しています。
BNPP AMは、規模、深い専門知識、長期資本へのアクセスを活用し、持続可能でレジリエントな成果をお客様および経済全体にもたらすことで、資産運用の新しい基準を確立することを目指しています。
BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第16号
加入協会 : 一般社団法人 資産運用業協会、日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
[1] 出所:IPE 2026、各社の財務コミュニケーション、2025年12月31日時点。
[2] 出所:BNPP AM、2026年6月30日時点。助言資産を含む運用資産残高。
[3] 出所:BNPP AM、2026年3月31日時点。ジョイントベンチャーを含む。
[4] 出所:BNPP AM、2026年3月31日時点。ジョイントベンチャーを含む。
[5] 出所:2024年12月31日時点のAUMに基づくBCG調査による。