新型コロナウイルス(COVID-19)によるパンデミックが発生し、ロックダウン(都市封鎖)やその後の社会的不確実性が多くの資産クラスにおいてボラティリティ(変動性)を高めたため、2020年のマーケットは極めて難しいものとなりました。
コロナウイルス関連の影響から完全に免れたわけではありませんが、インフラストラクチャー・デット(以下、インフラ・デット)は年間を通じて安定したインカム収入を提供し続けたことで、回復力のある資産クラスとして明らかになりました。通信や公益といった主要セクターは、提供されるサービスのもともとの性質から、さらに底堅いものとなっています。
今回判明した回復力とその安定性により、インフラ・デットはポストコロナの時代における理想的な投資ソリューションになり得ると考えられます。また、世界各国でデジタル化の動きと並行してエネルギーの転換が進むことで、再生可能エネルギーに対する需要と評価が高まっていることは、インフラ・デットの資産クラスにとって大きな追い風となっています。ボラティリティを抑えながら安定したインカム収益を追求する投資家にとって、インフラ・デットは2021年以降も魅力的なソリューションとなるでしょう。
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