BNP AM

The sustainable investor for a changing world

Portfolio perspectives | WHITEPAPER - 1 分で読める

アセットアロケーション・マンスリー2023年10月号「輝いて見えるがゴールド(ゴルディロックス)とは限らない」

Daniel Morris
2 Authors - Portfolio perspectives
2023-10-16 · 1 分で読める

BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)は、アセットアロケーションに関する最新の見通しを提供する「アセットアロケーション・マンスリー」を月次で発行しています。2023年10月号の主なポイントは以下の通りです。

  • 米国経済に関するマーケットの見方は、リセッション(景気後退)からゴルディロックス(適温相場)あるいはソフトランディング(軟着陸)へと変化しました。私たちは物事がそれほどうまくいくとは思っていません。労働市場の力強さは、マクロ経済を語る上で重要な根拠となっていますが、その状況は年末にかけて解消されると予想しています。
  • ここ数カ月でインフレは大幅に減速し、実質的な可処分所得は増加しました。しかし、コモディティ価格が再び上昇傾向に転じれば、その追い風は弱まる可能性があります。
  • 中期的なインフレ見通しはさらに不確実性が高まっています。サプライチェーンの国内回帰、エネルギー転換の補助金、労働力不足による賃金上昇などは、すべてインフレ圧力となりえます。
  • 企業利益は「マネーの幻想」によって支えられてきました。つまり、高インフレ期には企業が値上げをすることで名目の利益が増加しましたが、その根底にある数量の伸びは精彩を欠いたままだということです。インフレが鎮静化すれば、利益も圧迫されかねません。発行体はより高い金利で債務の借り換えを行わなければならず、これも利益の圧迫要因となります。したがって、引き続き株式に対して慎重なスタンスです。
  • 足元における債券の下落は限定的なものと考えています。特に、金利がピークに達し、成長が鈍化し始めているという私たちの見方が正しい場合、債券は魅力的だと見ています。

<ご留意事項>

本資料はBNP Paribas Asset Management Franceが作成した情報提供用資料を、BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社が翻訳したもので、特定の金融商品の取得勧誘を目的としたものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当社は、翻訳や編集には正確性を期していますが、必ずしもその完全性を担保するものではありません。万一、英語と翻訳との間に齟齬がある場合には、英語の原文が優先することをご了承下さい。

本資料における統計等は、信頼できると思われる外部情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。本資料には専門用語や専門的な内容が含まれる可能性がある点をご留意ください。本資料中の情報は作成時点のものであり、予告なく変更する場合があります。本資料中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。本資料で使用している商標等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該商標等の権利者に帰属します。

BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社は、記載された情報の正確性及び完全性について、明示的であるか黙示的であるかを問わず、なんらの表明又は保証を行うものではなく、また、一切の責任を負いません。なお、事前の承諾なく掲載した見解、予想、資料等を複製、転用等することはお断りいたします。

投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。

環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。

関連するインサイト

9:35 MIN
資産運用会社としてのネットゼロへの取り組み
Daniel Morris
2 Authors - Portfolio perspectives
2022-12-19 · 1 分で読める
12:17 MIN
世界経済の嵐を乗り越える水関連投資
Justin Winter
2 Authors - Portfolio perspectives
2022-12-19 · 1 分で読める
BNPPAM

ご留意事項

BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社の運用戦略や商品は、値動きのある金融商品等を投資対象として運用を行いますので、運用ポートフォリオの運用実績は、組入れられた金融商品等の値動きの変化による影響を受けます。
また、金融商品取引業者等と取引を行うため、その業務または財産の状況の変化による影響も受けます。資産の価値の減少を含むリスクはお客様に帰属します。したがって、元金および利回りのいずれも保証されているものではありません。
運用口座や投資信託によって投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なります。
また、ご投資に伴う運用報酬や申込み手数料、換金時手数料、保有期間中に間接的にご負担いただく費用、その他費用等及びその合計額も異なりますので、その金額をあらかじめ表示することができません。ご投資に当たっては目論見書や契約締結前交付書面を良くお読み下さい。

当社ウェブサイトに掲載の全ての情報の著作権はBNPパリバ・アセットマネジメント株式会社に帰属します。掲載情報・資料等の一部、もしくは全部を書面による許可なくして転載、複製することを禁じます。

商号 : BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者    関東財務局長(金商)第378号
加入協会 : 一般社団法人 投資信託協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会

Copyright @ 2023 BNP PARIBAS ASSET MANAGEMENT Japan Limited.