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アセットアロケーション・マンスリー2023年9月号「独りよがりな市場、私たちは異なる見解」

Maya BhandariDaniel Morris
2 Authors - Portfolio perspectives
2023-09-22 · 1 分で読める

BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)は、アセットアロケーションに関する最新の見通しを提供する「アセットアロケーション・マンスリー」を月次で発行しています。2023年9月号の主なポイントは以下の通りです。

・前月号の当レポート発行後のマーケットを見ると、8月に開催されたジャクソンホール会合で主要中銀首脳が示した懸念に加えて、米国のマクロ経済データの軟化、中国の景気鈍化、そして中国政府の堅実な刺激策への期待などもあり、不安定な動きとなりました。

・現在の経済や市場関係者の見方は、先進国の経済成長とインフレ鈍化の見通しに基づく適温相場(ゴルディロックス)を反映しており、とりわけ米国でその傾向が見られます。しかし、BNPP AMでは、主に先進国市場において経済や企業収益は悪化方向に傾いていると考えています。緩和的な財政政策と新型コロナウィルス後の過剰貯蓄が金融引き締めに「相殺」されたため、米国の労働市場と同様に消費にも軟化の兆しが見られます。私たちの見方では、欧州や英国の経済はすでに著しく低迷しており、政策金利はすでにピークかそれに近い水準にあると見ています。

・こうした中で、債券は株式と比べて15年ぶりの魅力的な水準となっており、BNPP AMがアクティブ運用を行っているマルチアセットのポートフォリオでは、デュレーションの長い債券が引き続き最大のリスク・ポジションとなっており、この1ヶ月でさらにその比率は高まりました。また、8月のマーケット下落で魅力が高まったと見て、新興国の自国通貨建て債券への投資を行いました。

・当社は、欧州を中心に株式については慎重な見方を続けています。この1ヶ月では全体として株式のショートポジションを拡大し、中国に対する懸念からロングポジションを取っていた新興国株式への投資も縮小しました。

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投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。

環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。

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