私たちの目標は、投資戦略を通じてサステナビリティを統合することです。私たちのサステナビリティ・アプローチを次のように定義しています。ESG(環境・社会・ガバナンス)の統合、スチュワードシップ(議決権行使、エンゲージメント)、責任ある企業行動とセクターベースでの投資対象除外、そしてフォワード・ルッキングの観点(「3つのE」:エネルギー転換、環境の持続可能性、平等と包摂的な成長)です。

グローバル・ヘッド・オブ・サステナビリティ
「私たちの投資哲学は、サステナブル・アプローチが投資判断におけるカギになるという私たちの確信を示したものです。世界有数の金融機関として、私たちは、投資先企業だけでなく、当社自身の業務運営においても優れたガバナンスや透明性、広範な開示が重要であると考えています。」
サステナブル・インベスターとしてのアプローチ:6つの柱
ESG統合

関連するESG要素を考慮し、投資判断の考察に組み入れることで、リスクや投資機会を特定・評価し、相対的に優位性を持つことができます。当社のESGスコアリングとESG統合アプローチは、幅広い投資戦略に適用されており、全社的に行っているサステナブルに関する研修プログラムを通じて、ポートフォリオ・マネージャーやアナリスト、その他従業員の知識向上をサポートしています。
スチュワードシップ

当社は、企業や政策立案者がサステナビリティの課題における実績を改善できるよう促進する目的で、議決権行使やエンゲージメント、公共政策の提唱といったスチュワードシップ活動を行っています。優れたESG基準を推進することは、当社が投資家として果たす責任の重要な部分となります。
責任ある企業行動

当社は、国連グローバル・コンパクトの原則に沿って、事業活動の拠点にかかわらず、企業が人権と労働者の権利、環境の保護、腐敗防止セーフガードの確保において重要な責任を果たすことを期待しています。当社は、投資先企業が未達の分野についてエンゲージメントを行い、大きく原則に反する企業を投資対象から除外します。また、特定セクターへの投資に条件を設定し、選別条件やとエンゲージメントの指針とする一連のセクターポリシーも備えています。
「3つのE」

私たちが考える「より良い世界」とは、首尾よくエネルギー転換が進んでいること、より環境面で持続可能であること、そしてより平等と包摂的であることを含む経済モデルと共にある世界です。当社の「3つのE」は、サステナビリティの取り組みに欠かせない焦点となっています。また、機関投資家(資産運用会社とアセットオーナー双方を含む)には「持続可能な開発目標(SDGs)」やパリ協定の達成に向けて行動する機会または責務があると考えています。
サステナビリティへの投資ソリューション

私たちの目標は、サステナビリティ・アプローチにおける4つの中心的な柱に沿って、投資戦略全体にサステナビリティを統合することです。
さらに積極的にサステナブル投資を行いたいお客様のために、以下のような幅広い投資戦略も提供しています。
• 環境および(または)社会的な特性を促進する(例:投資ユニバースよりも優れたESGスコアを持つ)
• 1つあるいは複数のラベルを取得している(例:フランスにおける「Label SRI」などの独立した組織によって提供されるもの)
• サステナブルな投資目標を持っている(例:サステナブル・テーマ型戦略)
私たちのCSRアプローチ

優れた成果を達成するにあたり、有言実行は極めて重要です。サステナブル投資を行う資産運用会社として、企業としての実践と開示は投資先企業に期待する水準と同様、もしくは超えなければなりません。達成に向けて、私たちは4つのアプローチを導入し、事業主として業務運営にもサステナビリティを統合しています。事業活動におけるCO2排出量の削減、埋立廃棄物の削減、ジェンダー・バランスのとれた社員構成の実現、そして、若い世代の包摂に関する地域社会の取り組みへの注力です。
<ご留意事項>
過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。
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投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。