BNPパリバ・グループでは、サステナビリティに特化した情報誌「Perspectives」を発行しています。2023年6月に発行した第7号は、生物多様性に関する特集号となっており、BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)の専門家もアセット・マネジャーの観点からエンゲージメントやインパクト測定などに関する考え方を解説しています。BNPP AMのグローバル・ヘッド・オブ・サステナビリティであるJane Ambachtsheerは、当情報誌の中で以下のように述べています。
“今年6月、「世界環境デー」は50周年を迎えました。この機会に、BNPパリバは環境保護にとって重要な要素に着目し、グループの優先事項である「自然消失の回復」に重点的に取り組んでいく計画です。自然消失は既に広範に影響を及ぼしています。しかし、政府、投資家、企業がその回復に乗り出す動きも見られ、明るい兆しもあります。
- 国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、約200カ国が新枠組「昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)」に合意しました。
- 締約国政府は自然に有害な施策への補助金を段階的に廃止することを約束し、保護活動に年間2,000億ドルを投じる目標を掲げています。
- 投資家も Nature Action 100を発足し、2030年までの自然消失の逆転に向け、企業や政策立案者との対話に重点的に取り組みます。
私たちは、単独でこの問題の改善を目指すことはできないと認識するからこそ、これまでに提携した多数の個人・組織の皆様、そして今後提携して一緒にゴールを目指す皆様に深く感謝しています。かけがえのない自然を守るため、私たちは力を合わせ取り組んでいかなければなりません。”
